あったらいいな こんな合作

 

 というわけで、フリじゃなくて本当にやる気はサラサラないんだけど、やったら楽しそうだなァと思う企画案を書いてみる。

 

 

 おそらく少人数じゃないと無理だろうから、まず参加人数は4人程度かな。数の根拠は、2人じゃちょっと寂しいし、3人じゃひとり脱落したら2人になっちゃうから。脱落のリスクは当然考えておくべきだし、かつ過剰に非難されるべきでもないと思う。

 だから4人というのは必要最小人数で、原則的には少なければ少ないほど成功する確率が高くなると思うから、4人。成功の定義はクオリティではなく投下まで至るかどうか。

 ただこれは実際に書き進める参加者が4人くらいということで、ほかにも参謀的参加者はいてもいいかもしれない。

 じゃあその参謀的参加者とやらは何をするかというと、プロット作成に参加する。つまり、4人+αでまずプロットや作品の設定を作る。コラボラジオなんかで公開しつつやるのが良いんじゃないかな。ひとがプロットを作る様を見てみたい人もいるだろうしね。

 それでまあ2時間枠か、もうちょっとかくらいでプロットを作ってしまって、そのプロットを踏まえた上で4人が順番に書いていく。つまり、1話目をAさんが書いて、2話目をBさんが書いて、という感じで進めていく。当然2話目のBさんはAさんの1話目に矛盾してはならない。3話目のCさんの事情はBさんは知ったことではないとする。

 そしてこれを、そうだな2周か、できれば3周くらい回して完結させる。つまり全8話か12話くらい。4人で中編作品くらいの長さを目指す。

 どうかしら。おれは結構面白そうだと思うんだけどな。

 どこが面白そうかというと、まず他人の制作過程を垣間見られるということ。そして「こいつこのプロットからこんな感じの話を書くのか」というところが読める。設定やプロットって、見る機会があったとしても、読者がそれに触れるのは基本的に読み終わった後だよね。だってそんなもの、公開されていたところで、面白い話のものじゃないと見たくないし、面白い話と実際わかるのは読んだ後だし。

 というわけで、みんなで考えて、あいつらに書かせて、みんなで読むと。

 書くやつらもスプレッドシートでも共有しちゃって、そこにバコバコ書きながら追加した設定やプロットの変更なんかを書き連ねる。なんならこれも公開しちゃってもいいかもしれない。野次馬が矛盾点を教えてくれるかもしれないし、何よりそういうのを見るのも面白そうだから。

 というわけで、参加者全員ネタバレ不可避だろうから、おれが名付けるならネタバレ合作。乞うご期待。言うはタダ、言うはタダ。

 なお、「もうあるよ馬鹿」と言われたら、確認でき次第謝ります。確かに既にあってもおかしくないな。